転職

〜転・職人になるまで〜 エピソード①

僕は現在一部上場企業の総務人事部で働いています。

管理職候補として採用してもらえたので、幅広い業務を任され、やり甲斐もあるので毎日楽しいです!

それだけでなく、前職の職人(電気工事士)時代は休みは日曜日のみで、夜勤もあったりと

なかなか家族との時間を確保できていなかったのですが、現在は土日休みで

しっかりと家族との時間を過ごすことができています。

ですがここに来るまでの道のりはとても険しかったのです・・・

公務員になって間も無く「鬱病」「適応障害」に

実は大学を卒業して某市町村の地方公務員となりました。

「同期達の中で絶対1番出世してやるぞ!!!」

気合いだけは入っていました。

しかし、現実は違っていました・・・

  • 毎日深夜12時近くまでの残業
  • 入社月から休日は月に3日だけ
  • 想像していたより仕事が出来ない自分
  • そんな自分に対する上司の無言のため息

そんな毎日を過ごしていましたが、ある日異変が起きました。

え・・・気付いたら涙出てるんだけど・・・

僕は会社に行けなくなりました。

心療内科にかかり、診断結果は

「鬱症状、適応障害」

ちなみに僕の体に生じた異常は下記です。

  • 食欲が無くなる
  • 眠りが異常に浅い
  • 訳も無く涙が出て来る
  • 電話応答で、相手の会話が全く理解出来ない
  • ある日急に車の運転が出来なくなる

そこで普通なら休職して治療に専念し、徐々に復帰できるように・・・と考えるのでしょうが

僕は転職することを決めました。

理由は、出世したいと思っていたから。

入社してすぐに休職になったことで、マイナスイメージがついてしまった。俺の出世はもう無理だ。

実際はそんなことは無いでしょうし、鬱病になったら会社を辞める選択肢が必ずしも正しいとは今は思っていません。

ただ、当時は視野が狭く、気持ちも不安定で周りの目ばかり気にしていたので、転職することしか頭にありませんでした。

病気のままで転職活動開始するも…

そして僕は病院に通いながら休職中に転職先を探し始めました。

転職フェアにも数回参加して直接企業の採用担当者と話をしたりしました。

時には大阪まで足を運んだこともありました。

しかし、職歴も浅く、これといってアピールできるスキルもないのでほとんど相手にされませんでした。

それどころか、僕の曖昧な転職理由を聞いた採用担当者から、

「転職理由が他責になっているから、転職したところでうまくいかない。今のまま転職活動しても君の為にならない」

と言われてしまう始末でした。

今思えば愛のある助言だったなと感じますが、当時はかなり落ち込みましたね・・・

人生初めての転職活動は最悪のスタートでした。

「転職エージェント」との出会い

転職フェアの他にもインターネットで求人を探していました。

  • doda
  • リクルートキャリア
  • マイナビ
  • エン転職 ...etc

上記の様な求人サイトを見て、とにかく名の知れた大企業に履歴書を送っては、

書類不合格の通知だけを受け取る日々が続きました。

そんなある日、「転職エージェント」というワードを見つけました。

その会社はアデコ(現:アデコ株式会社)でした。

僕の場合は転職初心者でしたので、

  • 履歴書の書き方
  • 職経歴書の書き方
  • 面接時のアドバイス 

などなど、本当に為になることを指導してくれました。

特に職経歴書の書き方については、企業の採用者目線でアドバイスしてくれたのでかなり助かりました。

それだけでなく、エージェントしかもっていない求人情報があるため

普通に転職サイトで検索しても出てこなかった優良求人も紹介してくれます。

その他、採用された後の給料交渉など、自分では言いずらいことや

聞きずらいことも代理で確認してくれます。

以上の様に、僕個人的には転職を進めて行く上で

転職エージェントを利用する方がオススメです。

特にまだ経験も浅く、キャリアも積んでいない状況で転職を考えている方は

是非エージェントを利用しましょう。

僕はアデコのエージェントのお陰でとてもホワイトな会社に転職できました。

しかし、その後2度に渡り転職をすることになります・・・

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