社会で生きる上で誰とも関わらずに過ごすことは
不可能でしょう。
家族、学校、会社…必ず他人(=自分以外の人)と
関わり合いながら生活していきます。
そこで重要になるのがコミュニケーション。
コミュニケーションを上手く取れず、
人間関係に悩んでしまうことはよくあります。
皆さんもこれまでの人生で一度くらいは人間関係で悩んだ経験があるのではないでしょうか?
当然です。他人なのですから全てを理解すること・理解してもらうことは無理です。
人間関係が原因で精神疾患まで患ってしまうケースも珍しくないでしょう。
では、働く上でも自分を守る上でも重要になってくるコミュニケーション能力を伸ばすにはどうしたら良いのかを解説していきます。

まずは自分のタイプを知ろう
意外にもコミュニケーション能力を高めていく上でまずは自分がどういうタイプ(=性格・性質)なのかを把握することが大切です。
自己分析においては性格検査など様々な方法がありますが、僕がお勧めするのは「類人猿分類」です。
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この書籍に書かれている「類人猿分類」という手法で自分がどういうタイプの人間なのか、
そして周りの人がどういうタイプでどういう接し方をすれば良いのかが分かります。
きっとコミュニケーションの取り方も変わってくるはずです。
ここでは簡易的な診断をしてみることにしましょう!!
次のA~Dのうち最も当てはまるのはどれですか?

結果は・・・ ◆「A」のあなたは オランウータン ・一匹狼で職人気質 ・「他人」ではなく「自分」に評価軸がある ◆「B」のあなたは ゴリラ ・利益や評価より秩序と調和を望む ・ルーチンワークを好む ◆「C」のあなたは チンパンジー ・明るく活発で考えるより即行動 ・勝ち負けにこだわる ◆「D」のあなたは ボノボ ・ムードメーカー ・他者への依存心が強い
いかがでしたか?
上の診断はとても簡易的なものですので、
ネットで診断することをオススメします。
無料で診断できますので一度試して見てください。より正確な診断ができます。
自分でも気づかなかった自分の特徴と出会えるかもしれません。
http://yakan-hiko.com/gather
相手のタイプによって関わり方を変えよう
あなたはどのタイプでしたか?
ちなみに僕はオランウータンでした!!
さて、ここからは相手がどのタイプかによって、
どういったコミュニケーションの取り方が人間関係をよくしていけるのかを見ていきましょう!!
オランウータンの人に対して
オランウータンがもっとも大切にしているものは
「納得」です。
自分が納得していればそれで良く、感情表現も豊かではないので
他人からどう思われようが全く気にしていないように見えます。
しかしそうでもないのです。
◆こだわりや思考錯誤したことを具体的に認めてあげる ◆自分自身より自分の成果をほめる
このようなポイントで褒められるとオランウータンタイプの人の自己肯定感は高まり、
そして認めてくれたと感じた相手に対しては誰よりも心を開きますので
強固な関係性を築いていけるでしょう。
チンパンジーの人に対して
チンパンジータイプの人が求めているのは
「他人からの評価」です。
勝ち負けを重視するのでストレートに褒められることを好みます。
ただ、やたらめったら褒めればいいわけではなく
◆「本人」と「成果」にスポットを当てる ◆「序列」(=勝ち敗け・順位)を出して褒める
この2つがポイントです。
成果を出した場合や、仕事を頼むときに
「この成果が上がったのはあなたのおかげだ」
「あなた以外にはこの仕事を頼める人がいない」
と言葉にして強調して褒めてあげる、認めてあげることで
やる気更にを引き出すことができるでしょう。
ボノボの人に対して
ボノボタイプの人が求めているのは
「共感」です。
現実的に問題が解決するかどうかよりも
◆一緒に考えてくれること ◆一緒にやってくれること
この2つが重要なのです。
声かけのポイントとしては
「すごい!」「良かったね!」「嬉しいね!」など感情に訴える言葉が効果的です。
数値や成果よりも、
「共感してもらえている」
「理解してもらえている」
「喜んでもらえている」
なども気持ちの面でモチベーションを高めてあげると良いでしょう。
ゴリラの人に対して
ゴリラタイプの人が求めているのは
「調和」です。
小心者で常にイレギュラーなトラブルが起きないように気を配ります。
成果が上がっても自分の手柄として持ち上げられ、周囲から疎まれたり
チーム全体の調和が乱れることを恐れています。
声かけのポイントとしては
◆チーム全体を含めた評価をする ◆「ずっと変わらない」 「安定している」という評価を好む ◆指示は具体的に 「何を いつまでに どのように」
この3点に注意してあげることが大切です。
また礼儀を重んじるタイプでもあるため、きちんと感謝の気持ちを伝えることも
コミュニケーションを図る上で効果的です。
実際に試してみよう
この診断で効果的なのは、同じ職場内のメンバーや部活、クラスといったグループ内で診断をして、お互いがどのタイプかを知ることです。
それが難しい場合、日頃の言動などから「あの人はゴリラタイプっぽいな」など予測をしてみるのもありでしょう。
そしてそれぞれのタイプに合わせた声かけをしてコミュニケーションを図ってみてください。
相手が「自分のことを認めてくれている。
この人と居ると心地いい」と思ってくれたなら
これからの関係性はより良いものになっていくでしょう。
もっと詳しい内容を知りたい方は、紹介した書籍に書いてありますのでぜひ読んでみて下さい。
こちらからのアプローチ次第で想像以上に信頼を得られるかもしれません。
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