転職

転職は当たり前?!役立つ資格ランキング

350万人

この数字が示すものは何かわかりますか?

実は2019年の転職者数なのです。

日本でこんなに転職している人がいるなんて

正直ビックリしますよね。

下図を見ると、2008年のリーマンショック以降転職者の数は

右肩上がりで増えていることが分かります。

総務省統計局資料

日本においても最近は転職をする人が増えてきており、

そのうち「より良い条件の仕事を探すため」という理由が

ここ数年右肩上がりで増えてきています。(下図参照)

総務省統計局資料

このように以前はネガティブな理由で転職せざるを得ない場合が多かったのに対し

最近では転職はポジティブな意味として捉えられるようになってきたことが分かります。

アメリカ人は転職11回?!

アメリカと日本の生涯平均転職回数と平均勤続年数の比較です。

驚愕の違いですよね・・・

日本で転職11回といったら良いイメージは持たれないですよね。

これくらい日本とアメリカでは転職に対する考え方が違うのです。

そもそもアメリカには「終身雇用」という概念はなく

スキルアップ・収入アップのために転職をするのが普通です。

日本も図2で示されたように「より良い条件の仕事」を求めて転職をする人が増えています。

今後日本でも終身雇用を保証できる企業は減っていくでしょう。

だんだんと転職が当たり前になり、長く同じ会社に居ることが良いこととはいえず

むしろ収入アップのために転職をするアメリカのような社会が近い未来やってくるかもしれません。

スキルを身につけよう!*オススメの資格3選*

転職が当たり前になる時代がやってきたとき

自分の価値を高める方法の一つとして「資格」があります。

ではどのような資格がどのように活かせるのでしょうか?

様々な資格がある中、転職に活きる資格3選をご紹介します。

オススメ第1位 「宅地建物取引士」

不動産関連の仕事に有利な資格です。

合格率は15〜18%、学習時間目安は400時間と言われています。

新築住宅メーカーの営業や賃貸住宅の営業などを転職先に考えている方にとって

かなりの強みとなります。では宅建士の資格を取ることで実際に何ができるのか

具体的に見ていきましょう。

宅建士の独占業務①【重要事項説明書の説明・記名・押印】

不動産は高額な取引が多いため、トラブルが発生した場合には

損害が非常に大きくなります。このような損害を防ぐため、

不動産の買主・借主に損害が生じないように必要最低限の情報=「重要事項」

を説明する義務があります。この重要事項を書面で説明するために

宅建士の資格が必要になります。

また「重要事項」を説明したことを証明するためには

重要事項説明書に宅建士の記名(署名)押印が必要になります。

宅建士の独占業務②【契約書面への記入】

契約書とは取引の内容を書面化し、契約内容および

買主・売主が契約を締結した事実を明確にしたものです。

この契約書を証明するためには宅建士の記名・押印が必要になります。

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オススメ第2位 「社会保険労務士」

社会保険と労務を扱う国家資格です。

人事の仕事をしたい場合、人事経験がなくてもこの資格を保持していることは

かなりのアピールポイントになります。

また、個人で開業も可能な資格のため今後のキャリアパスが広がります。

ただし難易度は高く、合格率6〜10%、学習時間目安は800〜1000時間と言われています。

勉強範囲も広く簡単には合格できませんが、今後需要がさらに高まる資格です。

社労士の独占業務①【1号業務(手続代行)】

1号業務とは以下の通りです。

  • 労働及び社会保険に関する法令に基づいた申請書等の作成
  • 申請書等に関する手続代行
  • 労働及び社会保険に関する法令に基づいた申請、届出、報告、審査請求等の代理 など

上記の手続や申請について業務として行うためには社労士の資格が必要になります。

社労士の独占業務②【2号業務(帳簿作成)】

2号業務とは「労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類を作成すること」です。

労働者を雇用している企業が必ず作成・保管しなくてはならないものが

労働者名簿・賃金台帳・出勤簿」の法定三帳簿になりますが、

この作成代行できるのが社労士になります。

また、就業規則の作成代行についても社労士のみに許可される独占業務になります。

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オススメ第3位 「FP(ファイナンシャルプランナー)」

金融機関や保険会社への転職が有利になります。

昔と比べ、会社に在籍していれば安心という時代ではなくなってきますので

年金、老後の資産についてや保険制度の知識を持ったFPの需要は伸びていくでしょう。

合格率は40%前後(2級)、学習時間目安は150〜300時間と言われています。

FPの独占業務

FPには、宅建士や社労士にあるような独占業務はありません。

しかし、FPの資格取得で得た以下の知識は転職する際には非常に強みになるでしょう。

・職業倫理
・ライフプランニング
・保険に関連したリスク管理
・金融資産運用
・税金
など

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まとめ

転職が当たり前になりつつある今のうちに、自分の武器として「資格」を取ることも重要になります。

ただし資格を取るだけでいいという訳ではありません。

コミュニケーション能力やPCスキル、営業スキルなどその職に必要な様々なビジネススキルを

常日頃から磨いていく努力をしていきましょう。

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